#3 走れスーパーライダー

あらすじ

木かげでひなたぼっこするモモたちの前を、たくさんのオートバイが通り過ぎていきます。彼らは「赤いスカンク」を名乗る暴走族。ピピルはのんきに、ワルっぽくてかっこいいなんて言ってますが、町の人々は彼らに大迷惑。その暴走族のリーダー・ジムルの前に立ちはだかる女の子。ジムルの妹のキャニーでした。ジムルは、家業のケーキ屋を継ぐのがイヤで家を飛び出してしまいましたが、本当は優しいお兄ちゃんだとキャニーは言います。

あるとき、ジムルは道でケガをしたウサギを見つけて、モモの住むペットショップに連れてきます。ママにウサギの手当てを頼むとすぐにいなくなってしまいましたが、ジムルたちのいる喫茶店に、モモとキャニーが回復したウサギを連れて行くと大喜び。ところがその喫茶店のマスターが、ちょっとした誤解から、ジムルたちがお金を盗んだと決めつけてしまい、ジムルたちは気を悪くして、憂さ晴らしにと、また暴走を始めてしまうのです。

そして彼らを追う警察との攻防が始まります。ジムルたちは署長に勝負を提案。自分たちをつかまえれば「赤いスカンク」は解散するが、この町を一回りして戻ってこられれば今日のところは見逃せと言い、署長はその提案に応じます。そこでモモは白バイライダーに変身し、ジムルを追いかけることになるのですが…

魔法のプリンセスミンキーモモ 第3話より1シーン
魔法のプリンセス ミンキーモモ
第3話「走れスーパーライダー」より
©PRODUCTION REED 1982

感想

わたしがまだ幼かったころ、住んでいた家の裏の山を通る大きな道路があり、そこを毎晩のように暴走族が走り回っていました。もう、うるさいのなんの!w

空モモが放送された1982年の頃といえば、わたしがまだ生まれていなかったか、ものすっごく幼い頃なので(そこはあえてボカしておきますw)、イメージのようなものしかわかりませんが、不良と呼ばれる学生が学校で大暴れしていたとか、「スクール☆ウォーズ」なんてドラマが作られたとか(ドラマの放送自体は1984年)、そんな感じの時代だったんじゃないかなと思います。

そういう時代の影響もあってか、モモの住むどこかの町にも暴走族が現れます。

赤いスカンクという名の……

ダサすぎでしょ!その名前!!ww

なんでここでスカンクが出てくるのか非常にですw

ジムル役は井上和彦さん。「キャンディ・キャンディ」のアンソニーや、わたしの大好きな「赤毛のアン」ではギルバートを演じるなど、この時代すでに活躍されていた人気声優がゲストです。ちなみに署長は例によってマスオさんですw

ちょっと脱線しますが、わたしの好きなアニメに「エスパー魔美」という作品がありまして、魔美の父親・佐倉十朗を演じているのも増岡さんで、この署長の声はそれに近い印象です。軽めのマスオさんとも、奇っ怪なトーンの王様とも違う、低く重めのトーンで好きなタイプの声です。本当に空モモに登場する王様を見てると、昔の声優さんってなんでも出来たんだなぁと、つくづく思いますw

さて、今回モモが変身する職業は白バイライダーです。女性ジョッキー、モデルときて、次にライダーとは、やっぱり色々(女の子向けアニメとしては)ぶっ飛んでるなぁとww

本当は優しいけどワルなお兄ちゃんという設定は、往年の少女漫画のようで、そこは女の子向けを意識したのかなぁという気もします。モモが生き生きと動き出すのはもう少し後なので、まだこのあたりは作りながら試行錯誤しているのか、首藤さんご自身が書いておられたように、「無難なストーリー」として作られたのか。おそらくその両方あるような気もします。

3話の時点では、まだモモがこの世界へやってきた理由は明かされておらず、次回予告でそのことに大人モモ自身が触れています。以前も少し書きましたが、この次回予告のシナリオは、アフレコ現場で首藤さんご自身が毎回書き下ろしていたそうで、そのためか妙にライブ感、アドリブ感があって楽しいです。まだ今のところは比較的おとなしい語りではありますが、そのうち「こんなこと言っちゃっていいのかしら?」みたいなことまでつぶやいたりしますw

この次回予告を、子どもではなく大人のモモが語るという点も新鮮な感じがしますね。視聴者と同じ子どもの目線で語るのではなく、ちょっとお姉さんの声で語ってる雰囲気が、子どもたちをモモの世界へいざなう役割を果たしていそうです。

ちょっと長めのレビューが続き、しかも次回は重要なお話のため、レビューも長くなることが予想されるため、今回は少し短めです。

空モモのレビューは今回で3回目になりますが、予定していたより遅れまくっていますww

やっぱりアニメ作品のレビューを書く以上、対象とする作品をしっかり観て、メモを取って、また作品を見直して、というプロセスは不可欠だと考えています。そうやって肩のこる書き方をするから続かないんだという自覚はあるんですけれども、語るのが好きだからしょうがありませんw

幸いにして空モモという作品は、何度観ても楽しいのでよかったです♪

もっとも、わたしがそう感じる作品でなければ、このブログで取り上げることはしませんけれどもw

作品情報

基本データ
サブタイトル 走れスーパーライダー
初回放送日(東京) 1982年4月1日
おすすめ配信サービス dアニメストア
スタッフ
脚本 戸田博史
絵コンテ 西村純二
演出 西村純二
作画監督 上條修
原画 鶴山修
富田悦子
工藤征輝
声の出演
ミンキーモモ 小山茉美
王様 増岡弘
王妃様(※) 塚田恵美子
パパ 納谷六朗
ママ 土井美加
シンドブック 田ノ中勇
モチャー 木藤玲子
ピピル 三田ゆう子
ジムル 井上和彦
キャニー 高木早苗
ジムルの父 長堀芳夫
マスター 福士秀樹
おばさん 岡村裕美

(※)クレジット上の表記は「王女様」になっています。

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