2.5次元ミュージカル

わたしとミュージカル

このブログを作ろうと思ったとき、まずはそのタイトルを考えたのですが、「ルナコのアニメ随想」というのが最初の候補でした。

それが後に「ルナコのアニメ雑記」になり、最終的に今のタイトルに落ち着いたわけです。

実は、アニメレビューだけでなく、ミュージカルについても書こうかなと思ったのですが、○○年前は月に1~2度だった観劇回数もめっきり減ってしまい、今では1~2年に1~2度程度なので、最新作をそう頻繁に観に行くわけでもあるまいし…ということで、アニメだけに絞ることにしました。

ルナコとアニメとミュージカル

ここから「ミュージカル」をカットして、ちょっと印象的な感じにするため、最後の助詞だけ残したというわけです。

ブログで扱うテーマとしてはカットしましたが、ミュージカルが好きなことは変わりありません。

わたしの人生で初めて観たミュージカルは、劇団四季の「夢から醒めた夢」で、小学校からの観劇遠足みたいな行事で観ました。この作品はのちにリニューアルされているため、当時観た衣装とは異なるのですが、ドラクエ10でコスプレしたこともありますw

実際に観たミュージカル作品

観た作品は劇団四季や音楽座ミュージカルが大半ですが、かなりたくさんあります。ざっくりと思い出せるままに挙げてみましょうか。テレビ放送等を除き、実際に劇場へ行った作品のみです。ストレートプレイは除きます。

劇団四季

「夢から醒めた夢」「ジーザス・クライスト=スーパースター」「クレイジー・フォー・ユー」「ウェストサイド物語」「赤毛のアン」「オペラ座の怪人」「美女と野獣」「キャッツ」「エビータ」「イリヤ・ダーリン-日曜はダメよ!」「アスペクツ・オブ・ラブ」「ユタと不思議な仲間たち」「ミュージカル李香蘭」「ふたりのロッテ」「ドリーミング」「ライオンキング」「コーラスライン」「コンタクト」「壁抜け男」「アイーダ」「アンデルセン」「マンマ・ミーア!」「ウィキッド」「サウンド・オブ・ミュージック」「リトル・マーメイド」「ソング&ダンス」シリーズ etc

音楽座ミュージカル

「アイ・ラブ・坊っちゃん」「星の王子さま」「マドモアゼル・モーツァルト」「泣かないで97」「アイ・ラブ・坊っちゃん2000」「メトロに乗って」「21C:マドモアゼル・モーツァルト」「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」「ホーム」「七つの人形の恋物語」(※音楽座はテレビやDVD、会員向け配信等で観た作品も他に多々あります)

その他

「レ・ミゼラブル」「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」etc

もっとたくさん観た気がするんですが、意外に作品数は少ないのかもしれません。

ただ、1つの作品を数十回観たりもしているので、観劇回数は数百回ですかね…w

いやはや、ずいぶん派手に観ていたものです。
おかげでお金が貯まらず今は貧しいのですが←

ミンキーモモが舞台ミュージカルに?

実はミュージカルとアニメって、わりと親和性が高い面があります。

ディズニーのアニメ映画を思い出してみてください。近年大ヒットした「アナと雪の女王」なども含め、ほとんどが「ミュージカル仕立て」どころか「まんまミュージカル」であることに気付かれると思います。実際にディズニーのアニメ映画はいくつも舞台ミュージカル化されていて、世界中で大ヒットしています。日本では劇団四季がディズニーとの提携により上演しているので、わたしも当然いくつか観ています。

そして、わたしがこのブログでレビューを書いている「魔法のプリンセス ミンキーモモ」という作品。これも原作者の首藤剛志さんが高校時代に構想されたミュージカル「フィナリナーサから来た男」が原型だと、これは首藤さん自身が言及しておられます。

「ミンキーモモ」という作品自体はミュージカルではありませんが(一部ミュージカル仕立てで作られた作品もあるようですけど、わたしはまだ観ていませんので、楽しみにしています)、わたしが妙にこの作品に惹かれてしまう原因も、案外そんなところにあるのかもしれません。

ちなみに「ミンキーモモ」は、海モモ放送からずっと後の2009年に舞台ミュージカル化されました。いわゆる「2.5次元ミュージカル」というものですね。ただ、原作者の首藤さんは一切関わっていないどころか、この作品の舞台ミュージカル化自体に強く反対されていたそうで、どうやら裁判というような、おだやかでない話さえも出ていたようです。

首藤さんのコラムを読むと、ときどきミュージカル作品の話題が出てきます。高校時代にミュージカルの構想を立てられているくらいですし、首藤さんの若い頃はミュージカル映画もたくさんありました。おそらくご自身で観劇なども好んでされていたでしょうし、コラムによればご自身で舞台ミュージカルの脚本も手がけられていたようですので、だからこそ「ミンキーモモ」という作品が「舞台ミュージカル化に向かない」ことを熟知されていたのでしょう。

長年ミュージカルに親しんできたわたしから見ても、「ミンキーモモ」は「ミュージカルアニメ」にはなり得ても、「舞台ミュージカル」にすると、とんでもなくチープな…元の作品のイメージを完全に損なう結果になっただろうと想像できます。(わたしは舞台版そのものは観ていませんので、あくまで想像です。首藤さんが考えを変えるほどに素晴らしい作品に仕上がっていたのであればごめんなさい。)

「シナリオえーだば創作術」第208回以降を読むと、首藤さんがものすごく怒っておられるのがよくわかります。

この年の秋に首藤さんは奈良駅で突然倒れ、そのまま帰らぬ人になってしまうのです…

もう9年も前の話です。今さら言ってもどうしようもない話ではありますが…

どうして原作者の意に反して、著作権トラブルまで起こして、舞台ミュージカル化を強行してしまったんだろうなと、つくづく考えてしまいます。

「ミンキーモモ」の第3作として構想されていたという「陸モモ」も、この舞台ミュージカル化を強行した時点で、その制作可能性すら消滅してしまった感があります。30周年を祝うというのであれば、原作者の意向に沿わない舞台化などではなく、どうしてそれが「陸モモ」という新作アニメとして結実しなかったのか、とても残念に思っています。

ところで、ミンキーモモの公式サイトというのがありまして、そのURLは http://www.minkymomo.jp/ なのですが、どうやらドメイン名の有効期限が切れているようです。モモの制作会社である葦プロダクションの公式サイトにはバナーが貼られているので、おそらくドメイン名の更新忘れじゃないかと思うのですが、2月末までに更新されないと、このドメイン名の登録自体が無効になってしまい、下手をすると第三者に取られてしまいかねないため、ちょっと危惧しているのですが、だいじょうぶなのでしょうか…

ついでにいうと葦プロダクションは、2007年に社名変更して、つい先日まで「プロダクションリード」(リード=REEDは葦の意)という社名だったのですが、この2月に社名を再度変更したそうです。その新ドメイン名 ashipro.jp は1/4に登録されているのに、なんで minkymomo.jp の更新に気がつかなかったのか謎ではありますが、ミンキーモモに大変お詳しい桃杖海姫さんによれば、数年前もこういうことがあり、半月ほどで復活していたそうなので、今回も早く気付いてくれることを祈るばかりです。

この記事を書く前に、公式サイトに掲載されていた舞台版について再度確認しようと思ったんですけどね…w

わたしは以前に携わっていたお仕事の関係から、ドメイン名についてちょっと詳しいです。

閑話休題w

2.5次元ミュージカルについて思うこと

最近は漫画やアニメが「2.5次元ミュージカル」として舞台化され、それがニュースなどで話題になることも増えてきました。

わたしの観劇分野とは異なるのと、舞台化される作品の原作を知らなかったりもするので、その「2.5次元ミュージカル」自体について論評することはできませんが、ミュージカルというのは、やや特殊な演劇ジャンルでもあり、観ない人は全く観ませんし、ミュージカル自体に激しい拒否反応を示す方も少なくありません。ただ、食わず嫌いな方もいるはずです。その「2.5次元ミュージカル」がきっかけとなって、ミュージカルというものに親しんでもらえる若い方が増えればいいなと考えています。

ただ、舞台化には明らかに向き、不向きがあります。「ミンキーモモ」の舞台化で首藤さんが危惧されていたのもそこで、舞台になることで元の作品のイメージを損なうことになってしまっては、一体だれのための、なんのための舞台化かという話になるのではないでしょうか。

原作のファンからも歓迎され、支持される「2.5次元ミュージカル」であれば、なんの問題もないのでしょうが、話題になるからといって、明らかに向かない題材をミュージカルに、というケースも今後増えていきそうで、そこが心配です。9年前の「ミンキーモモ」舞台化の問題が、そのことをどこか暗示しているようにも思えます。

ちょっと今回はとりとめのない話になってしまった感じもありますが、最後までお読み頂きありがとうございました。

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